ネコガナイテル どこかの屋根の上で
ネコガナイテル どこかの空の下で
書きかけの小説はひきだしの中にしまっちゃって
作りかけてた歌はすでに思い出の中へと
僕は今日もまたひとつ嘘を積み重ねて
僕の言葉は本当のことは何ひとつ言えないままに
『忘レテオクレ』時計は唄う
記憶の中に眠る原っぱのすみでひろってきた
白いネコは夜更けに哲学をしてみゃあと鳴く
僕は今日もまたひとつ嘘を書き連ねて
僕の言葉は何もない空に突き出した階段の上に
『聞カナイデオクレ』砂はこぼれ落ちる
僕はすべてをさかさまに映すテレビで
テレビの中でさびついた時計は唄う
唄うは昔夢に見た夏の夕暮れ
誰もいない原っぱでひとり遊ぶのが僕で
僕ハナイテル 生まれてきただけなのに
ネコガナイテル どこかの屋根の上で
昔おぼえた歌ばかり 口ずさんでみるばかり
昔おぼえた歌ばかり 口ずさんでみるばかり
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